2016年05月26日

スーパーマグナム(笑

 昨夜、急ぎの仕事があったので夢中で進めていたところ、気が付いたら朝でした。正確には午前5時でした。そこで寝てしまうと起きるのがお昼になる恐れがあり、午前10時には約束もあったので、寝るのはあきらめ、次のカスタムガン製作に取りかかりました。

 以前からCPカートリッジやPFカートリッジのパワーを引き出すカスタムを考えてきましたが、量産ではなく、一点モノで限界を極めたいと、実はひそかに狙っていました。浮いた時間があったので、その「限界パワー」に挑戦しました。
 モデルガンは何でもよいのですが、限界パワーに耐えるとなると機種を選ばないとダメです。近年のセンター発火仕様は最初からダメダメです。全く耐えられません。

 そこで、安価で入手できるモデルのベレッタM84をベイスにしました。

スーパーマグナム(笑


 旧型のサイド発火モデルです。旧型はブロゥバックパワーを2倍まで上げても壊れません。
 で、最初にデトネイターを試作しました。「限界パワー」を出すには長さ調整が重要ポイントであることは分かりやすいと思いますが、実は、デトネイターの太さもパワーと密接な関係にあります。こっちは、知らない人が多いはずです。まだ誰も記事にしたことがありませんから。

 デトネイターに続きカートリッジも加工し、最後にフィッティングです。
 そうやって完成させたベレッタM84ですが、想像以上にパワーアップです。計算したところ、限界値の137%でした。
 「限界値」というのは、「もうこれ以上はパワーを引き出せない」という値のことです。
 キャップ火薬1個のままで、発火音もマズルフラッシュも、そしてブロゥバックパワーも上がっています。
 どう表現してよいのか分からないので、「スーパーマグナム」としました。「リミテッドマグナム」でもよいかもしれません。


 これは量産できないので、全国のマニアに試してもらえないのが残念です。
 仕方がないのでモデルガン発火イベントに持って行って、撃ってもらおうかと考えています。
 イベントで撃ってもらうなら、ついでなのでブラウニングHPの旧型モデルとワルサーP38でも試作してみます。
 完全に、『CPカートリッジ < PFカートリッジ」 です。






Posted by mac-japan  at 16:55