2018年05月11日

1.12の20乗=約10倍

 最近になって、似たような質問を頂きました。
 「爆音プラグの発火音が100倍というのは大嘘だ!!」という感じの質問です。正確には反論です。
 で、ご返事を出そうとしたのですが、メールがリターンとなってしまって送れません。以前からですが、反論(正確には言いがかり)のメールほほとんどが返信できません。リターンです。
 仕方が無いので、ここで簡単に説明します。

 音の大きさに関してですが、反論している方の多くが、というか全員が、その大きさを表現するとき、「自分の耳で聞いた感じ」で判断しています。測定器を使い、これこれの条件で測定した結果‥‥というのは、過去に一度もありません。
 自分の耳で聞いて、2~3倍の大きさなので、100倍は大嘘だ!! という反論です。

 で、流体力学関連の書籍を読むとあちこちで見かけるのが、「人の耳はいい加減なので、100倍や200倍の音の大きさでも、せいぜい、数倍程度にしか聞こえない」という意味のことが書かれています。人の耳とは、そういうものです。作りです。
 少し違うかもしれませんが、空を見上げたとき、太陽と月とは同じくらいの大きさに見えますが、実は、太陽の方が圧倒的に大きいです。下から(地球から)見上げただけでは大きさの差は感じられません。何らかの方法で大きさを測定しない限り、その差は語れません。

 で、私は、爆音プラグ使用時の発火音の大きさを、騒音計を使って測定しました。屋外で、2mほどの距離で測定しました。
 ノーマルカートリッジと爆音プラグ使用時、それぞれ5発ずつ発火させました。
 その結果、最大差は40dB(デシベル)ありました。

 dB(デシベル)ですが、これ、20dB差があると、音の大きさとしては約10倍差になります。1.12の20乗という計算です。
 40dBだと、1.12の40乗です。つまりは約100倍です。

 爆音プラグの「発火音100倍」は、そこから来ています。最大で100倍です。平均では30倍です。
 「せいぜい数倍だ。この大嘘つきめ!!」という反論はよいのですが、どういう測定方法なのか、そこを明記してもらえると助かります。

 ちなみに、私は過去に300回以上の測定を行い、その平均は37倍でした。







Posted by mac-japan  at 14:52