2018年09月18日

モデルガンの発火音

 前にも書いたことがありますが、最近、また少しずつ研究を進めているので、また書きます。

 私はモデルガン好きで、特に発火させて遊ぶことが多いです。いわゆる発火派です。
 リボルバもオートも好きですが、オートの場合、ブロゥバックモデルの場合、機種によって発火音に差が出ます。
 どうして発火音に差が出るのか?
 これ、考えると不思議です。キャップ火薬1個を使いながら、機種によって発火音に差があるのは不思議です。
 最大の理由はカートリッジそのものの構造が異なるからで、もちろん、それ以外にも理由はあるはずです。

 もう、ず~っと前の話ですが、マルシン工業のマウザーM712で遊んでいたところ、調子は良いものの発火音は皆無でした。作動音しかしません。正確には発火音も混じっていたはずですが、音らしい音はありません。

 他のモデルガンだと発火音は大きいのに、何でだ?

 と、そう考えました。
 そこで、「そもそも、どういう原理で音が発生するのか?」 から考えました。
 原因はシンプルで、キャップ火薬が発火・燃焼したとき、そのガスが勢いよく、短時間に、大量に放出されるか否かでした。
 つまり、発火音が小さい機種は、ガスが放出されていなかったわけです。
 であるならば、ガスを放出させればよいってことになります。

 あれこれ試して完成させたのが爆音プラグでした。
 爆音プラグはキャップ火薬のキャップの底に大きな穴を開け、一気にガスを放出します。
 発火音が大きくなるだけで、モデルガン遊びはより楽しくなります。

 ちなみに、発火音の大・小ですが、プラグ中心の穴の直径が2.2mm以上あれば充分です。
 穴の大きさと音の関係は、2.0mmと2.2mmを比べると2.2mmの方が発火音は大きいですが、それ以上だと同じです。
 爆音プラグの中心の穴は直径3.2mmありますが、それは、発火音を大きくするという以外の意味もあります。
 その、別の意味あいに関して、少しずつ紹介して行きます。

モデルガンの発火音
キャップ火薬の断面写真です。

モデルガンの発火音
左が爆音プラグ。右がノーマルプラグです。





Posted by mac-japan  at 10:39