2013年05月12日
カートリッジとパワーの秘密
休みになるとモデルガンを撃ってます。
というか、平日も撃ってるので、ほぼ毎日、撃ってます。
これは、「仕事」と言えば仕事ですが、それよりも個人的な興味、探究心を満たしてくれるので、色々な意味で最高です。
さてさて。
MJマガジンの5月号でも書いた話ですが、カートリッジには不思議なことが沢山あります。
その中の1つが、プラグファイヤーカートリッジとCPカートリッジのパワーの違いです。
どちらも同じキャップ火薬を使いながら、明らかにCPカートリッジの方がパワーがあります。しかも、発火音もマズルフラッシュもCPカートリッジの方が大きいのですから、ただただ驚くしかありません。
それら2種のカートリッジでのパワー差ですが、昔からマニアの間で語られ、信じられてきた説の代表格が、「プラグファイヤーカートリッジはネジ部分からガスが漏れる」です。
これは、相当に詳しいガンマニアに聞いても、その説を信じている人がほとんどです。
いつ、どこから、その説が広まりだしたのかには諸説ありますが、すでに「常識」の1つです。
ですが、私は、昔から信じていませんでした。無理を感じたからです。
仮に、ガス漏れ説が正しいとすると、発火直後から0.003秒の間に、発生する全ガスの20%以上が漏れる‥‥ことになります。
カートリッジのネジ部分を見れば分かりますが、気密性は高いです。もちろん、完璧ということはありませんが、仮に漏れるとしても、1%とか0.5%というなら納得できますが、20%以上となると、無理を感じます。
なぜ、「20%以上」かというと、パワー差を実感できるのは、パワー(ガス圧)に20%以上の差が発生したときに限るからです。ですから、仮に、5%や10%のガス漏れがあっても、それは誤差内であって無視されるわけです。
では、「ガス漏れ」でないとすると、どういう理由でパワー差が生まれるのか?
私は、パワーの伝達ロスが原因だと仮説を立てました。元々のキャップ火薬のパワーは同じでも、そのパワーをブロゥバックに活かし切れない、どこかで無駄(伝達ロス)が発生しているのではないか‥‥という説です。
これは、デトネイターの試作を続けるうちに、ブロゥバックの勢いに差があることから思い当たりました。何というか、力を出し切れない理由の存在です。
そんなことをツラツラと考えながらブロゥバックを愉しんでいるとき、ハっと気がついたことがあります。
カートリッジの構造から発生する問題です。
プラグファイヤーカートリッジの弱点、問題点です。
ベレッタm92シリーズで発火性能が低い理由は何か。
なぜ、HP用の9mm弾とM92シリーズ用の9mm弾とでデザインが違うのか。
それらを発見できました。
パワー差を生み出す原因にも関係してきます。
これは面白い課題なので、MJマガジンで特集を組んで行きます。
最終目標はモデルガンを快調に愉しむ方法の紹介です。いい感じで研究は進んでいます。
ただ、撃ちすぎてカートリッジのクリーニングが面倒ですが、試作品のカートリッジクリーナーを使い放題なのでそっちの問題は解決しました。(笑
真っ黒のカートリッジも30秒でピカピカです。
発売前にクリーニング性能テストをしていますので、どなたか、カートリッジが黒くて困っている‥‥というガンマニアの方、ご連絡下さい。テスト品を送らせて頂きます。使ってみての感想を知りたいのです。
遠慮なくご請求下さい。
というか、平日も撃ってるので、ほぼ毎日、撃ってます。
これは、「仕事」と言えば仕事ですが、それよりも個人的な興味、探究心を満たしてくれるので、色々な意味で最高です。
さてさて。
MJマガジンの5月号でも書いた話ですが、カートリッジには不思議なことが沢山あります。
その中の1つが、プラグファイヤーカートリッジとCPカートリッジのパワーの違いです。
どちらも同じキャップ火薬を使いながら、明らかにCPカートリッジの方がパワーがあります。しかも、発火音もマズルフラッシュもCPカートリッジの方が大きいのですから、ただただ驚くしかありません。
それら2種のカートリッジでのパワー差ですが、昔からマニアの間で語られ、信じられてきた説の代表格が、「プラグファイヤーカートリッジはネジ部分からガスが漏れる」です。
これは、相当に詳しいガンマニアに聞いても、その説を信じている人がほとんどです。
いつ、どこから、その説が広まりだしたのかには諸説ありますが、すでに「常識」の1つです。
ですが、私は、昔から信じていませんでした。無理を感じたからです。
仮に、ガス漏れ説が正しいとすると、発火直後から0.003秒の間に、発生する全ガスの20%以上が漏れる‥‥ことになります。
カートリッジのネジ部分を見れば分かりますが、気密性は高いです。もちろん、完璧ということはありませんが、仮に漏れるとしても、1%とか0.5%というなら納得できますが、20%以上となると、無理を感じます。
なぜ、「20%以上」かというと、パワー差を実感できるのは、パワー(ガス圧)に20%以上の差が発生したときに限るからです。ですから、仮に、5%や10%のガス漏れがあっても、それは誤差内であって無視されるわけです。
では、「ガス漏れ」でないとすると、どういう理由でパワー差が生まれるのか?
私は、パワーの伝達ロスが原因だと仮説を立てました。元々のキャップ火薬のパワーは同じでも、そのパワーをブロゥバックに活かし切れない、どこかで無駄(伝達ロス)が発生しているのではないか‥‥という説です。
これは、デトネイターの試作を続けるうちに、ブロゥバックの勢いに差があることから思い当たりました。何というか、力を出し切れない理由の存在です。
そんなことをツラツラと考えながらブロゥバックを愉しんでいるとき、ハっと気がついたことがあります。
カートリッジの構造から発生する問題です。
プラグファイヤーカートリッジの弱点、問題点です。
ベレッタm92シリーズで発火性能が低い理由は何か。
なぜ、HP用の9mm弾とM92シリーズ用の9mm弾とでデザインが違うのか。
それらを発見できました。
パワー差を生み出す原因にも関係してきます。
これは面白い課題なので、MJマガジンで特集を組んで行きます。
最終目標はモデルガンを快調に愉しむ方法の紹介です。いい感じで研究は進んでいます。
ただ、撃ちすぎてカートリッジのクリーニングが面倒ですが、試作品のカートリッジクリーナーを使い放題なのでそっちの問題は解決しました。(笑
真っ黒のカートリッジも30秒でピカピカです。
発売前にクリーニング性能テストをしていますので、どなたか、カートリッジが黒くて困っている‥‥というガンマニアの方、ご連絡下さい。テスト品を送らせて頂きます。使ってみての感想を知りたいのです。
遠慮なくご請求下さい。
Posted by mac-japan
at 07:00