2024年03月17日

護国寺

 本日、東京地方は晴れで気温も上がりました。体調もよかったので護国寺へ出かけてきました。護国寺というのは、東京は文京区にあるお寺です。本堂の建設は1676年だそうです。もう少しで350年となります。歴史ある地です。
 我が家からは5kmほどで、自転車で出かけると20分ほどしか掛かりません。徒歩でもよいくらいです。前々から護国寺にある、故・梶原一騎の墓参りをしたかったので、出かけてきました。
 梶原一騎と聞けば、特に60代以上の男性には懐かしく思い出されると思われます。少年から青年の時代に、多くの人気作品を目にしているはずだからです。いくつかタイトルを挙げると、「巨人の星」「あしたのジョー」「タイガーマスク」「柔道一直線」「赤き血のイレブン」「夕焼け番長」「空手バカ一代」「愛と誠」「四角いジャングル」・・・といった感じです。どの作品もヒットしました。もちろん、まだまだ多くの作品を残しています。
 で、私は、その梶原一騎の作品を子供のころから見てきたため、自分が原稿を書くと、そこに梶原イズムが滲んできます。自分の原稿を後になって読み返すと、濃くはなくともハッキリと、梶原イズムが感じられます。きっと、身体の奥まで、梶原作品が染み込んでいるのでしょう。

 さてさて。
 護国寺は、地下鉄・有楽町線の護国寺駅で降りると、そこが門前です。出かけやすいお寺です。私は自転車で出かけましたが、近所でなくても出かけやすいです。
 ちなみに、護国寺には、矢吹 丈のライバルである力石 徹の墓もある設定です。「あしたのジョー」の作品中にジョーの「護国寺の力石の墓参りに行ってきた」というセリフがあります。が、残念ながら実在はしません。あったらなぁ・・・。

 というわけで、少し写真をアップします。

護国寺
ここから護国寺です。手前には交番があります。

護国寺
振り返ると交差点があります。右側に聳える高いビルが講談社です。
梶原一騎は生前、「死んだら護国寺に、講談社が見えるところに墓を建ててくれ」と言い残したという説があります。

護国寺
梅も、ところどころ残っていました。きれいです。

護国寺
本堂へと上る石段の手前を右斜め方向へ進むと、50mほど先に梶原一騎の墓があります。
本名は「高森」なので、高森家の墓となります。
その墓の真っ直ぐ先に、講談社のビルが見えます。

護国寺
本堂へと向かう石段は、遠すぎず、低すぎず、いい感じの距離で上りやすいです。

護国寺
石段を上ったところに「不老門」があります。なかなかに立派な門です。

護国寺
その不老門の奥に本堂があります。

護国寺
不老門をくぐり、振り返ると、立派な梅が咲き誇っていました。

護国寺
350年の歴史あるお寺です。重厚で雰囲気もあります。

護国寺
本堂の横にも梅が咲いていました。満開の時期を過ぎて少し散っていますが、豪華でした。

護国寺
というわけで、帰り際、記念に護国寺の入り口となる門を撮りました。
お彼岸の入りだからか、墓参りに訪れる人も多かったです。





Posted by mac-japan  at 17:42