2015年09月25日

エアガン シューティング界の現状


 何度か書いてきましたが、私は、モデルガン、エアガン、サバイバルゲイム、シューティングと、何でも好きです。
 それら全てに参加しています。
 まあ、「仕事柄」という部分もありますが、仕事抜きでもどれも好きで楽しんでいます。
 どれかが一番‥‥ということはなく、それぞれ別のワクワクがあって止められません。
 全部を同じように面白がるファンは、全国でも少数派のはずです。

 で、どれもこれも同じように楽しむとは言うものの、環境は同じではありません。
 誰でも参加しやすいのはエアガンとサバイバルゲイムです。
 始めるのが難しいのはモデルガンとシューティングです。
 特にシューティングは最初の一歩のハードルが高く、新規参入者は居ないのが現状です。サバイバルゲイムと比較すると、新規参入は「0(ゼロ)」と言える程です。

 なぜ、ハードルが高いのかの理由は下記のとおりです。
1.必要な道具が分からない(必要な物をどこで購入できるか分からない)
2.どこで練習できるか分からない(極端にシューティングレンジが少ない)
3.練習方法が分からない(どこにも練習方法が発表されていない)
4.試合に出場する方法が分からない(いつ、どこで開催されているのか分からない)
5.そもそも、あんなものが面白いのか?

 これでは、新規で始められるはずもありません。
 また、別の問題として、シューティングレンジ経営の難しさがあります。
 場所にもよりますが、商売で考えるなら、1時間2000円(以上)でないとやっていけません。1000円以下の価格設定は「ボランティア活動」でしかありませんが、その「ボランティア価格」でさえシューターの多くは払いたがりません。
 また、同時に、新しいお客さん(シューター)を集めるのも大仕事です。集める方法が分からないこともありますが、シューター社会は完全な「ムラ社会」で、ヨソ者を受け入れず、排除するという空気があるためです。シューターには、「みんなで一緒に楽しむ!」 という考えも気持ちもありません。そのため、どこのシューティングレンジも同じ顔だけが集まります。

 こう書くと反論もあるはずです。
 「我々は、みんなで仲良くシューティングを楽しんでいる! お前は知らないだけだ!!」
 という反論です。
 が、「いつでも、誰でも参加自由です。気軽に来てください!」という言葉は、「分からなければ、いつでも職員室へ質問に来い!」という教師のセリフと一緒で、そんなもの、行けるはずがありません。
 結局のところ、そこには高い壁ができます。

 新しいシューターを生み育てるには予算も時間も掛かりますが、その前に、根本的な部分を見直さないとダメです。気軽に見学できる、気兼ねなく参加できるという条件です。
 最初にも書いたように私はシューティングも好きなので、新しく始める人が増えてくれると嬉しいです。
 ならば、何かできないか?
 お金はありませんがシューティングの経験値はあり、「問題」も把握できています。
 であるなら、焦らず、時間をかけて行けば、草の根的に広げられるはずです。

 ということで、昨日のメルマガにも書いた話ですが、「一人練習会」をスタートさせることにしました。
 屋外での練習会です。赤羽の荒川土手での練習会です。その昔、月例プラチナカップが開催されていた、あの場所です。
 積極的に参加者を募集する‥‥ことはせず、一人で、毎月、練習するだけです。
 私はJWCS攻略を目標にしているので、そこを意識しながら練習をする予定です。

 屋外での練習会のメリットですが、参加費が無料なことと、何よりも、参加しやすいことです。
 文字通り「開放感」がありますから近寄りやすくなります。青空の下での射撃は楽しいので、私のようなヘタッピ・シューターでもハッピーになれます。
 これは、MJマガジンで情報発信を行いながら、まったりと続けていく考えです。

 もし、一緒に練習したいという人がいれば、いつでもどうぞ。
 基本、毎月、第二日曜日に練習しています。






Posted by mac-japan  at 12:21